今日、9月13日は「クララ・シューマン」が生まれた日です。
19世紀に大活躍した女性ピアニストであり、そしてロマン派を代表する作曲家、「ロベルト・シューマン」の夫人でもあります。
1819年9月13日にライプツィヒで生まれたクララは、ピアノ教師である父から英才教育を受け、なんと9歳でコンチェルトのソリストとしてプロデビューし、天才少女として知られるようになりました。
また、ロベルト・シューマンも、クララの父からピアノを教わっており、やがて二人は恋に落ちます。
父に結婚を大反対され、長年の裁判を経て、クララとロベルトが結ばれた話は、とても有名ですね。
C-L-A-R-Aの5文字を音名象徴とし、ロベルト・シューマンは数多くの名曲を残しました。
クララ・ヴィークの主題による即興曲、ピアノソナタ第3番、幻想曲など…
そしてあの有名な「トロイメライ」にも、クララをモチーフにした音型が用いられています。
クララがいなければ、ロベルト・シューマンはこんなにも広く知られる名曲を多く作ることはなかったでしょう。
ロベルト・シューマンが若くして亡くなった後、クララを献身的にサポートしたのはブラームスです。
クララとブラームスに恋仲があったのでは?という説もありますが、それを裏付けるものはなく、お互いの演奏活動と作曲活動を支える、生涯における友人であったことは確かです。
クララは、ブラームスにも多大な影響を与えています。
クララ・シューマンの生誕日である今日、ぜひシューマンやブラームスの名曲を聴いてみてくださいね。
演奏もしたくなった方!ぜひミナトにお越しください。
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